男性の方で育休をとるのを諦めてる方は意外と多いのではないでしょうか
・育休を無理だと思い込んでいる人
・育休をとることで迷惑をかけると思っている人
・管理職への報告が難しい人
そもそも育休って女性がとるものって思われがちよね
確かに現状なみがとってくれてるもんな~
教員は育休どころか有休もとり辛いですよね
その要因として、仕事を振るのがとても大変・・・
男性育休取得率の現状
2020年のデータですが男性育休取得率は12.65%となっています
そもそも育休とは・・・
- 男性の育休取得期間は、出産予定日から子どもが1歳になる誕生日の前日までです
- 父・母育休プラスを利用すれば、1歳2カ月まで延長が可能になります
- 父休暇を利用すれば、2回に分割して育休を取得することが可能になります
- 2022年10月からは育休と産後父育休を合わせて、
最大で4回に分割して休業を取得可能です - 育休を取得している男性のうち、期間が5日未満の割合は28.33%です
令和元年の調査では男性の育休取得率は7.48%だったため
取得率は上がってきていると言えるでしょう
パパママ育休プラスとは
夫婦どちらもが育休を取得することで、
子どもが1歳になるまでの育休を1歳2カ月まで延長できるんです
ただ、1人あたりの育休取得期間は変わらず最長1年間のため
女性の育休開始日と男性の育休開始日をずらさなければなりません
取得要件は下記のとおりです
①配偶者が、子が1歳に達するまでに育児休業を取得している
②本人の育児休業開始予定日が、子の1歳の誕生日以前である
③本人の育児休業開始予定日は、配偶者が取得している育児休業の初日以降である
取得パターン例
① パパとママが切れ目なく育休を取得する
子が1歳に達する時期まで母親が育児休業を利用し、
父親は母親が職場復帰したタイミングで育休を取得する
➁ パパとママが同時期に育児休業を取得する期間を長くする
母親の育児休業の途中から父親が育休を取得。
2人で一緒に育休期間を過ごした後、母親は子が1歳になるタイミングで職場復帰し、
父親は2カ月間家族をサポートする。
③ 祖父母が子の面倒を見られる期間は夫婦で働く
子が生後半年を迎えるタイミングで母親が職場復帰。
母親の両親が3カ月間子どもの面倒を見た後、子が1歳2カ月になるまで父親が育休を取得する。
産後パパ育休とは
産後パパ育休(出生時育児休業)は、
女性の産後休業の期間(出生後8週間以内)に最長4週間まで、
分割して2回休業を取得できる制度です。
育休とは別に取得が可能なため、
必要な時期に休業できるのがメリットとなります
つまり、分割して2回休業できるということです
かなり柔軟にとれるようになっていますね
授業の関係、行事の関係で中々ずっとは休めないけど・・・
そんな父親に向いているシステムだと思います
実際の現場の声
仕事の割り振りや人員のこともある
早めに言ってほしいのぅ
管理職としっかりと相談してくれんといかんでしょ
保護者とのトラブルは避けんとねぇ~
何事もそうですが見通しをもって行動することが大事ですよね
周りの人ももちろん同じなので1日でも早く報告することが必要です
職場への報告
妊娠が分かった時点で報告
育休を取る可能性があるにしてもないにしても
管理職や周りの教員の心づもりもありますので
妊娠初期の段階での報告をお勧めします
担任から外れておく
妊娠は授かりもののため年度当初時点ではわからないこともあります
タイミングが合えばですが
担任を辞退するのも現場の混乱を防ぐ一つの方法ではないでしょうか
仕事の引継ぎに注意!
仕事をたくさん持っている人ほど注意が必要です
自分ならその量を捌けても他の人がそうとは限りません
妊娠が分かった時点で見通しをもって
すこしずつ仕事を減らしていくことも必要かなと思います
まとめ
男性の育休は少しずつ理解が進んできています
まずは勇気を出して、まずは管理職に相談してみましょう
また、周囲への感謝を忘れずに誠実・真摯な態度で申し出ることも必要です
仕事上迷惑をかけることは事実です
とって当然という態度は誰も得しません
育休を取り、後悔のない育児ができるように事前に準備をしておきましょう
最後までお読みいただきありがとうございました。
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