前から気になっててんけどさ、初任3年目って書いてたら
経験3年目と勘違いされへん?
確かに笑
けど初任売りできるのもあと2か月・・・
現在初任3年目なのですが、教員としては5年目です
大学院修了後、常勤講師として2年間働いたのち
採用試験を受けて合格しました
しかし、この常勤での2年間は
自分にとってものすごいプラスにもマイナスにもなった2年間でした
今思い出しながら書いてるだけで胃が痛くなってきた・・・笑
ほぼノンフィクションで書いていきます
超教育困難校からスタート
高校教師を目指していましたが、通勤の関係から小学校に講師登録を3月にしました(ギリギリ)
すると次の日には「T小学校へ行ってくれますか」と電話がありました
僕はものすごく悩みました
なぜならその小学校はヤンキー校として有名なY中学校のすぐ近くの小学校だったからです
今でもその中学校を検索すると予測変換で
Y中学校 シンナー
Y中学校 校内暴力
Y中学校 治安最悪
などでてきます
その中学校に行く子たちを育てていたのがT小学校だったのです
迎えた4月
後からわかったことなのですが
T小学校には敏腕教師が勢ぞろいでした
ほぼ単学級(6年のみ2クラス)のなか
ぼくは特別支援級の担任でした
そしてクラスには6年の子と4年の子がいたのですが
これが地獄と天国の始まりでした
はじめに断っておきますが
ぼく自身クラスの子で苦労したことは一度もなかったです
むしろ4年と6年のクラスと担任に翻弄されました・・・
4年生子ども編
T小学校の中でも大変だったのがこの学年でした
担任が前年度まで高校に勤務していた初任の先生だったこともあり
話し方や、指示の出し方が正直小学生向きではありませんでした
そのため崩壊するのに1週間もかかりませんでした
ぼくが特支の子について入ったときも
最初は担任に対してと同じようになめた態度で接してきましたが
しっかりと話せばわかってくれる子たちでした(話し方は想像にお任せします笑)
ただそれが失敗でした
担任の指示を聞かず僕の指示や話は聞くようになってしまったのです
これはしまったと思いました
もっと担任とコミュニケーションをとって
作戦を練るべきだったと後悔しました
子供たちの話はすぐに親に伝わり、親同士のコミュニティに広がるのは一瞬でした
参観などでも4年の保護者に話しかけられ話す機会がとても多かったです
担任への不信感はなかなかすぐに拭えるものではありませんでした
しかし、学級の状態を考えると4年についていくのをやめることはできないと
管理職とも相談した結果決まりました
結局1年間4年の副担任状態で特支の子につきながら
関わる形になりました
担任の先生は言葉では感謝を伝えていましたが
もっと違う形をとれたのではないかと今でも思うことはあります
4年保護者編
4年のクラスには強烈なキャラの方が2名いました
Aさん
子どものウソを鵜呑みにしてすぐに学校に飛んでくる学校大好きママ
Bさん
子どものことが心配で毎日学校に1~3時間電話してくるTELママ
Aさんに対してはぼく自身はほぼ関わることはありませんでした
ただ、Aさんの子供は何回も指導してたため、遠回しにクレームは入っていたと思います
しかし、子どもが嘘をつけないくらいがしっかりと固めて
指導していたためクレームを言いたくても言えなかったと思います
僕が関係したのはこのBさんでした
1年の時の担任に不信感を抱いた日からほぼ毎日1~3時間
その日の流れであったり対応に対しての不満を話していました
ある日電話に出るとBさんでした
Bさんはぼくのことは認識していたようで
そのままぼくに話始めました
「うわっ終わった・・・2時間確定コースかよ・・・」
そう思いながらも丁寧に対応していると
20分くらいすると
「ありがとう!スッキリしたわ!」
と電話が終わりました
その瞬間職員室が歓喜に沸きました
「どんな魔法使ってん!」
「いままでこんなことなかったぞ!」
4年間ほぼ毎日長電話していたBさんがこの日初めて20分という(それでも長い)
短い電話で終わったそうです
これはあとからBさんに聞いた話ですが
受け答えのタイミングや話し方が心地よく話しててもイライラすることがないから
伝えたいこと伝えたらすぐ終われたんだそうです
その日から電話担当はぼくになり
毎日電話に出ました
しかし、20分が15分・・・10分・・・5分とだんだん短くなり
ついにはかかってこない日の方が多くなりました
そうなるまでに約1年かかったのですが笑
そしてめでたくBさんの子供は特別支援級に入級することとなり
必然的に担任はぼくがもつことに内定しました笑
4年生編まとめ
この4年生編はあっさり書いていますが
子どもたちは強烈でした
毎日どこかで殴り合いのけんか
理由を聞くと
「目が合ったから」
「肩がぶつかった」
「好きな子と話してた」
いや昭和か!
びっくりするわほんまに!
ただこれに関しては
むしろいい経験をしたなくらいに思ってました
しかし、6年生編はこの裏で起こっていた出来事が
ぼくの体を破壊していきました・・・
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