【実体験】学級崩壊の原因は私たち?教育者が気を付けること

EDUCATION
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近年テレビなどでもよく耳にするようになった「学級崩壊」

なみ
なみ

ゆうの学校でもあったんよね

ゆう
ゆう

初めて持ったクラスが前年度崩壊してたな~

教師をしている方は1度は自分や周りで学級崩壊を体験しているのではないでしょうか

そもそも学級崩壊とは?
文科省が定める定義として

文部科学省が設定する学級崩壊の定義

「子ども(達)が教室内で勝手な行動をして教師の指導に従わず、授業が成立しない状態が一定以上継続し、学級担任による通常の手法では問題解決ができない状態に至っている場合(学級がうまく機能しない状態)」
(文部科学省)

つまり、

授業が成り立たない
生徒指導ばかりに時間が取られて授業が進まない

状況ですね

ぼくが初めて学級崩壊を経験したのは20年ほど前でした

トイ
トイ

教師の時ではないんですね!

ゆう
ゆう

学級が音を立てて崩れていく様子を
今でもしっかり覚えてるわ

実体験

実際の学級崩壊の様子

  • 学級文庫の後ろにマンガを隠し授業中読む
  • 時間割を勝手に体育にして運動場へ出ていく
  • 授業であてられても「先生がやればいいやん」と無視する
  • 他の先生には学級崩壊がばれないように行動している

指導で未然に防げる部分もありますが
この状態では指導しても入らないので
学級崩壊の状態ですよね

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学級崩壊は教師のせい?

僕が小4の時に起こった学級崩壊は
担任が大きく関わっていました

いわゆる担任への

不信感

が学級崩壊へと誘いました

では、どのようなことが不信感につながったのか
ほんの一例ですが紹介します

・掃除中自分は椅子に座りうちわで仰ぎながら「ちゃんとやりや」と指導する

・障害のある子に対して差別的な発言をする

・体臭がくさい

・「○○死ね」と机に掘られた児童が、数日後問題を起こすと
 「だからあんなこと書かれるねん!」と言い放つ

まぁこのほかにもいろいろありますが最後のをきっかけに学級は壊れました

このように明らかに教師に原因がありそうなパターンもありますが
他にどのようなことが考えられるでしょう

※数多くあるうちの一部を取り上げます

教師の指導力不足
授業の進め方が不適切であったり、ルールを守らせることができなかったりする

教師の対人関係スキルの不足
生徒とのコミュニケーション不足
生徒との信頼関係やコミュニケーションがうまくいかなかったり、生徒が教師に反発する

授業内容の適切な配慮不足
生徒にとって理解しづらい内容だったり、興味を持てない内容であったりする

これらのことが考えられます

他にも、教師が生徒の個性や状況を把握せず、一律に指導することがある場合、
生徒が授業についていけなかったり、ストレスを感じることがあるかもしれません

教師が原因で起こる学級崩壊を防ぐためには、
教師自身が指導力を向上させる努力をしたり、
生徒との信頼関係を築くためにコミュニケーションを増やしたり
授業内容に配慮するなどの対策が必要です。

学級崩壊が発生した場合、教師にも一定の責任があると言えますが、
原因は単一の要因ではなく、様々な要因が複合的に作用している場合が多いです

そのため、教師だけが全ての責任を負うことは適切ではありません

学級崩壊の原因や対処法については、教師だけでなく、
学校や保護者も一緒に取り組む必要があります

教師が学級崩壊を防ぐために気をつけるべき点はいくつかあります。
以下に代表的なものを挙げてみます

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学級崩壊を防ぐために

関係性の構築

教師は、生徒との信頼関係や親和性を構築することが大切です
生徒に対して理解を示し、コミュニケーションを取ることで、学級崩壊を防ぐことができます


生徒の個性の尊重

生徒の個性を尊重し、それに合わせた指導を行うことが必要です。
生徒一人一人の性格や学習状況を正しく把握し、適切なフォローを行うことが大切です


ルールの明確化

教師は、学級内でのルールやマナーを明確にして、徹底することが必要です。
ルールが明確であれば、生徒も自己制御をしやすくなります


早期の問題解決

生徒間の問題が発生した場合は、早期に解決することが必要です
教師が適切なフォローをすることで、問題をエスカレートする前に解決することができます



授業への工夫や工夫した教材の活用

児童にとって理解しやすい教材や授業を提供することで、
生徒が授業に興味を持ち、主体的に学ぶことができるようになります
また、授業においては、生徒の発言や意見に対して適切にフィードバックを与え、
生徒の主体性を尊重することも大切です

授業外の時間活用

教師が生徒の個性や状況を正しく把握するためです
例えば、授業後に生徒と話をする、保護者との面談を行う、
またはアンケート調査を実施するなど、様々な方法があります

教師が学級崩壊を防ぐためには、

生徒との信頼関係や個性の尊重、ルールの明確化、早期の問題解決、
授業の工夫や工夫した教材の活用、生徒の個性や状況を正しく把握するための取り組みなど、

多角的な視点で取り組むことが必要です

一気に取り組むことは無理だと思うので
まずはできそうなものから一つずつ取り組んでみてはいかがでしょうか

まとめ

学級崩壊は必ずしも教師が要因で起こるわけではありません

しかし、教師が全く絡まないこともないのです

未然にできることをやっていきましょう!
そして、少しでも異変を感じたら先輩や管理職に相談しましょう!

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