【なに話す?】学級開きで話すこと

EDUCATION
この記事は約5分で読めます。
スポンサーリンク

4月新しいクラスの子たちとの一発目

みなさんはどんな風に過ごしますか?

以前「黄金の3日間」についての記事は出しましたが
それよりももっとピンポイントの1日目について今回は記します

1日目なにしてますか?

1日目ってやること多くてバタバタしませんか?

先生と子供の自己紹介、教科書を配る、手紙を配る…などなど

子どもとコミュニケーションをとりたいし、
学習の準備もしないといけない・・・やることはたくさんでパニックです笑

そんなパニックの時間でも必ず僕がやっていることを紹介します!

子どもが安心して生活できるようにするため
先生がより子どもと関係性をよくするきっかけになる

のではないかと思って取り組んでいます

よければ、参考にしてみてください

スポンサーリンク

ベクトルは子どもに向けて!

学級開きって誰のために行うものでしょうか

自己紹介は自分の伝えたいことを伝える?
話したいことを話す?

学級開きの場では
子どもたちはあなたに興味を持っているので高い集中力を持って話を聞いてくれるはずです

そこであなたが話したいことを話してても子供には伝わりません

この日の自己紹介は子どもたちのためにするものです

「自分が話したいことを話す」はベクトルが自分です

そうではなく聞いてくれている子どもたちのために

自分が話したいこと」ではなく、

「子どもたちが聞きたいこと」

が何なのかを考えて話そうという姿勢が必要になります

では、どのようなことが子どもにベクトルが向いているのでしょうか

スポンサーリンク

①率先して自己開示を

あなたは初めてあった人に対してどのようなことを望みますか?

名前は?
年齢近いかな
どんな人だろう
性格合うといいな・・・
趣味は何だろうな・・・

こんなところでしょうか

初対面の人に望むことは

この人となら大丈夫そうという『安心感』

うわっ趣味が一緒だ!などの『親近感』

そしてこれら2つが合わさってできる『信頼感』

ではないでしょうか

これは子どもも同じです

子供に『安心感』『親近感』『信頼感』を与えられる自己紹介をしています

ではどんな自己紹介か
実際に僕が今年やった内容を参考に説明していきます

安心感の与え方

ここで話す安心感とは1年を通して子どもたちが得られる安心感のきっかけのようなものです

子どもたちは多かれ少なかれ高い緊張状態にあります

この緊張をほぐしてあげることも大事です

僕がやっていることは「失敗をする」です

実際に目の前で失敗するパターンと
失敗談を話す

2つのパターンがあります

・目の前で失敗したとき

自分の持ち物を盛大に下に落として散らかします

「うわ~こんなはずじゃなかった~~」

といってあたふたすると
1人、2人と片付けるのを手伝ってくれる子が出てきます

すかさず「○○さんありがとう!△△さんさすが!」

と名前を呼んでほめましょう

そして

「失敗しても助けてくれるいいクラスだね」

と声を掛けます

ここでうまれるのが

「失敗してもいいんだ」という気持ちと
「次は自分が助けに入ろう」という2つの気持ちが生まれる子がいると思います

安心感と責任感の種がまかれたので
そこを育てていくとよいですね

失敗談もみんなが笑えることがいいですよね

僕は「三宮行ったときに左右の靴ちがうの履いてた」という話をしました!

ただ後日保護者からいじられたのでその可能性も危惧して話してくださいね笑

親近感の与え方

これは簡単ですよね

人間「共通点」があると親近感がわきます

僕はアニメ、漫画、アイドル、Youtuber、ゲーム・・・・

この辺りは広く浅くおさえるようにしています

これらの中から話をしていけば
親近感につながりますよね!

信頼感の生み出し方

信頼感ってそんなすぐには生まれませんよね

でもきっかけなら与えることができます

例えば「憧れ」

子どもたちに「すごい!」と思われるような自慢をしてみてください!

ぼくだったら

「50m走一番速い時で5.9秒だったよ!
 去年計ったら6.3秒だったよ!
 勝てる人おるかな?」

と、そこから交流のきっかけにもなります

自分はこんなことに詳しいなどでもいいと思います!

憧れが信頼へつながるきっかけを作りましょう!

➁先生が絶対許さない事

詳しくはこちらの記事に記しています

先生が許さないことを伝え、楽しいだけではなく
いざという時はという緊張感も与えましょう

ただ威圧ではないです

いざという時に頼りになりそうという安心感につなげる必要があるの
そこは勘違いしないようにしましょう

ぼくは毎年3つのことを伝えています

・どんな理由があろうと暴力(物理も言葉も)、いじめは許さない

・嘘をつくことは許さない

・命に関わることは冗談でも言ったりやったりしたら許さない

このことはしっかりと指導するようにしています

みんなが目指す学級像

最後にみんながどんなクラスを目指したいかを

「Forms」

で回答してもらいます

そのあとに

自分の理想とする学級像について話して、明るいイメージを共有します

この時すでに子どもたちの中には
先生のイメージは出来上がっていると思います

目指すべき方向の具体的なイメージが持ちやすくなります。

ただ、ここで伝える理想とする学級像は、具体的なものではなき、抽象的なもので良いと思います

具体的にするのは

子どもたちにこたえてもらったFormsの回答を
テキストマイニングで多い回答を抽出し
ChatGPTなどでまとめ(自分でも可)
次の日にでも共有するとよいのではないでしょうか

準備はしておきましょう

これは今年度自己紹介の時に使った
パワポのスライドの一部です

スライドを作るときには

一目見て伝わる

ことを意識していきましょう

パワポの作り方が難しい方はぜひ声を掛けてください

まとめ

1年の一番最初で子供も大人も緊張する日です

しっかりと準備しておけば大丈夫です!

焦らず落ち着いて過ごせる準備をしておきましょう

困ったときはいつでもお声掛けください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました