ねぇねぇ!授業ってさいつ考えてるの?
人によって様々やけど俺は長期休みにぐわっと考えることが多いかな〜
教師の授業準備にかける時間や
準備の仕方って初任研などでは教えてくれませんでした
なんなら4月の2週目から教壇に立つので
初任研始まる前から準備しなければなりません
もちろん学年や経験年数によっても変わってきますので
1つの参考程度に授業の準備について知ってもらえたらと思います
また大前提として
僕は単学級の担任です
複数なら教科ごとに分担して
考えたりもするかもしれませんが
単学級の場合は全て1人で考えています
その辺りも踏まえて
あくまでも参考程度でお願いします笑
1日分の授業ににかける準備時間
2年目(5年生) 30分〜1時間程度
現在(4年生) 30分程度
だいたい平均するとこんな感じになります
単元によって多少上下しますが笑
授業準備の流れとしてはこんな感じでした
- 長期休みにノートに簡単な板書計画と発問を記入
- 単元が近づくとノートを確認して復習
- 当日微調整
- 授業を進める中で軌道修正して
- 3、4を繰り返す
こんな感じで授業に臨んでいました
ただ4月は学年発表されてから始業式まであまり時間がないので
放課後や土日に1〜2時間時間を確保して考えています
夏休みや冬休みには
次学期の単元部分をほぼ全て簡単にですがノートに板書計画を
書いています
これ実は日番の日があるんですけど
大体その日とあと2日くらいで終わるんですよね笑
夏休みの教員の働き方はまた別の記事で!
そうなんですね!でも、授業準備って具体的にどんな感じですか?
ノートに書くだけではイメージわかんよな笑 説明します!
授業準備とは?
初任者は赤本や指導書がおすすめ
初任者は最初から自分で考えるのではなく、
指導書や赤本を使うことをお勧めします
指導書とは教科書会社が作っている1時間ごとの授業を丁寧に解説している本
赤本とは教科書に教え方などが赤字で書かれている本です
まずはこれらを参考に授業してみるのが
一番かなと思います
特に初任者は授業の組み立てなども全くわからない中
教壇に立たなければいけません
さらに校務分掌、担任業務などいろんな仕事がある中
右も左も分からない状態で1から授業を組み立てていたら
間違いなくパンクしてしまいます
授業の流れを把握するためには
マニュアル通り?にまずはしてみましょう!
そこから
このクラスはこんな感じだからここの発問を〜
この組み立ては少し難しいから〜
などと自分なりにアレンジして組み立てていけばいいかなと思います
3年目の今でも土台は指導書で授業を作っています
この単元で子供に身につける力はなんだろうと確認したり
この単元は苦手だから指導書メインで組み立てようという風に使ったり・・・
実際の授業計画
実際に僕がノートにどのように書いているかを
お見せしようと思います
これはオンライン授業するならどんな感じかな〜と
考えていた時の板書計画です笑
ノートは落書きみたいに書いているので
ここまで一言一句書いているわけではありません
黄色で囲んでいるのが
その授業での目標・まとめ
あとは問い
これらは必ず記入するようにしています
自治体によっては
Ipadなどが使えると思うので
ロイロノート
Google note5
などのアプリで準備したり
上記の黒板の画像に
手書きで準備したりなどができると思います!
授業準備はしすぎるな!
僕の1年目の失敗は
授業準備をガチガチにしすぎたことです
これにより陥ることは何か
融通がききにくくなってしまいました
授業はその時その時の子供の反応で
大きく変わることもあります
Aという道かBという道に進むかなと思って準備していたら
Fという大きく外れた道に進み出したりする時もありました
でもおもしろものでそこから自分たちでAやBに帰ってきたりするんです
流れを作りすぎると
子供達を決まった道順通りにたどらせる
なんとも面白味のない授業になってしまうのです・・・
なので
目標やゴール、主発問
これらは必ず決めていますが
あとは大体でいいかなという風に最近なってきています
ただ勘違いしてはいけないのは
この大体でいいかなは準備しないという意味ではありません
僕のイメージですが
準備した100%のうち20〜30%を授業で出す
あとの70%はイレギュラーが起きた時の対応用に
しまっておく
そうするとイレギュラーを楽しめる授業になってきます
授業って
よし上手くいった!
成功した!
と思えるものは
1年間で数回あればいい方だと思っています
どんだけ準備しても
不安は消えませんし、悩みますし、失敗します
それでいいと思っています
もちろん子供達に全く学びのない授業は論外ですが
うまくいかなかった時が実チャンスなんではないでしょうか
授業後の振り返り
その日うまくいかなかった授業は
次の授業に生かせばいいんです
単元は続いています
次の授業での子供の思考に結びつけることができれば
反省を活かせたことになります
振り返りの仕方ですが
僕は基本的に1人で考えてもわからないことが多いので
先輩に聞いていました
「どうすれば思考がスムーズになるか」
「発問の工夫はどうすればいいか」
など先輩に放課後時間をいただいて確認していました
大切なことなんですが
思考するときに他者の視点を取り入れることは
ものすごいプラスの効果を発揮します
「どういうこと?」
「つまりこう?」
ぼやっとしていた考えがだんだんと
はっきりと立体的になってくるのです
さらにこの他者にアドバイスを求めるメリットは
教師間の仲が深まり仕事しやすくなる
です
もちろん授業だけでなく
生徒指導や保護者対応も一緒です
話が逸れてしまいましたが
授業は点ではなく線です
一回やって終わりではなくずっと繋がっています
授業をやったあと
気づいたことを書き出して
丁寧に見直していきましょう
必ず良い結果につながります
まとめ
授業準備に関してどうでしょうか
ざっくりとしていて
わからない部分もあったかもしれませんが
実際にやっていく中で自分なりのやり方を見つけていけると思います
まずは指導書などで土台作りから頑張っていきましょう
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