【黄金の3日間とは?】知らなければ後悔する学級経営で一番大切な日

EDUCATION
この記事は約5分で読めます。
スポンサーリンク
トイ
トイ

黄金の3日間?なんですかそれは!楽しそうです!

ゆう
ゆう

まぁ教師以外でこの言葉ってあんまり使わへんかもな~

新学期やることが多く

バタバタしている、不安だ、大丈夫かな

いろんな思いが錯綜しながら
始業式を迎える人も多いと思います

とくに初任者は多くの人が初めての担任

いきなりで何をすればいいか分からない・・・

そんなこともあるでしょう

そんな始業式からの3日間は
教師の中でも特に大切とされており
この3日間が1年間を左右すると言われる

黄金の3日間

教師だけでなく子供たちも始業式には独特の緊張感があります
その雰囲気を逆に利用して

学級として目指すべき方向性を決めていくことが,
1年間の学級経営がうまくいくかいかないかを分けると言えます

そんな ”黄金の3日間”

過ごし方のポイントをまとめてみました

スポンサーリンク

今後の学級経営を左右する第一印象

子供にとっても
教師にとっても

ファーストミート

結婚式のようなドキドキ感があると思います

子どもたちは

この先生どんな先生だろう
試してみようかな・・・

などいろんなことを考えていると思います

第1印象が大切なのは社会でも同じですよね

第1印象にこだわっていくことで

今後の関係性も築きやすくなります

では
どんなことにこだわればよいのでしょうか

スポンサーリンク

子どもたちと信頼関係を築く

第一に信頼関係を築く基礎作り

をすることが大事です

どの年代でも信頼を築くのは難しいですが壊すのは一瞬です

特に子供は大人のことをよく見ています

思ったこと感じたことがそのまんま行動に反映されます

信頼関係は後回しにしていいことは1つもありません

後で出しますが
ルールも大切ですが

信頼関係があればルールに関しては修正ができます
信頼関係の修復は正直ほぼ不可能と言っていいでしょう

それが学級崩壊につながるからです

では、どのように信頼関係を築くべきなのでしょうか

子どもたちの興味を引く

ぼくは毎年始業式までに
子どもの顔と名前を憶えておきます

そして引継ぎ資料で模範的な行動をする子を
何人か目星をつけておきます

経験上その子たちは最初

良い行動をしようとするので
(姿勢がよい、ゴミを拾う、整理しているなどなど)

教室でよい行動をした児童を
名指しでほめて認めていきます

すると子供たちは

え、名前覚えてるん?俺は?私は?

とアピールしてくるでしょう

30人前後の名前を覚えるのは大変ですが
それだけで子どもたちは喜び認められたと思います

ただ覚えられない人は
わざと違う名前を呼んだあと正しい名前を呼んで

先生記憶力自信ないから

今みたいに間違ってたら言うてな~

と間違うこともある、

もしかしたらボケかも?(これは関西ならではかも)

と思わすこともありです!

さらに善い行いをしたら認められると

何人かの子供たちは悟るので
その都度認めていきます

この種まきはどんどん芽が出て教室中に広がっていきます

マズローの欲求階級って知っていますか?

自己実現欲求を満たしたければ
まずは社会的欲求、承認欲求からというやつです(ざっくり笑)

自分を信じ、可能性を信じ、さらにレベルアップしようとするならば
承認欲求を満たす必要があります

そのための種まきとして
丁寧に良い姿を広めることを意識することが大切です

学級のルールを明確化する

今日、教師としての手段が昔に比べてかなり減りました

もちろん良い側面もありますが、手段を奪われたという先生もいらっしゃいます

子どもたちも自由度が増え、教師を試したり、横柄な態度をとったり、
というケースがあるのも事実です

子どもは始業式あたり特に担任を試してきます

この先生はどんな人?

どこまでやれば怒る?

しかも意図的ではなく無意識に探ってくる子もいます
この黄金の3日間から荒れ狂ってる子はほぼいません
それなりにちゃんとしながら様子を伺っています

そこに安心してしまうと一気に崩れだしてしまいます
そこで「キレる」ことをしても子供には響きません

なんなら担任がなぜ怒るのかわからない子がほとんどです

なぜならその指導には軸がないからです

崩れだしたときに怒っても
今までは怒られなかったりしたことが
いきなり怒られたりするわけです

では、この3日間で伝えることは何か

それは「どんな理由があろうと譲らないこと」

ぼくは毎年3つのことを伝えています

・どんな理由があろうと暴力(物理も言葉も)、いじめは許さない

・嘘をつくことは許さない

・命に関わることは冗談でも言ったりやったりしたら許さない

この3つを指導軸として1年間のぞんできました

子どもたちも担任の軸が明確化していると

だから今指導されている

と納得しています

一番よくないのは

結局何で怒られているかわかない

これが一番よくないです

ただただ怒鳴られた
うるさい

こういう経験ありませんか?

信頼関係を築くためにはマイナス以外の何物でもありません
しっかりと軸を伝えましょう

目指すクラス像をはっきりさせる

どんなクラスにするか
一年間でどこを目指しているのか

言語化することで
常に目標を意識した声掛けができるようになります

この3日間は
子どもたちは担任の話を「聞こう」としています

子どもたちの行動を価値づけ
目標へとむすびつける

これを繰り返して学級経営をしていきましょう

自分を知ってもらう

これは

わかはなださん@中学理科教師 さんの受け売りになるのですが

黄金の3日間は自分のアピールの場である
担任に関心が向いているからこそ自分を知ってもらえるチャンス

まさにその通りだと思いました

子供と大人の前に

人対人

あなた自身どういう人と付き合いたいですか?
どんな人かよくわからない人とは関わりたくないですよね

自己開示は子供同士だけでなく大人からもする必要があるんです

そこに合わせてどれだけ本音で話せるか

目の前の大人が自分たちに本音で話している姿を見たら

「あれ?この先生は本気や。真剣に向かい合ってくれている」

と思うのではないでしょうか

まとめ

いかがでしたでしょうか

書きながら途中で何を言っているか分からなくなってしまったので

こまめに訂正していこうとは思うのですが

思いが伝わってればいいなと思います

コメント

タイトルとURLをコピーしました