【残業月15時間以内】初任3年目のルーティーン

教員の仕事と聞くとどのようなものを想像しますか？

「子どもと一緒にワイワイして楽しそう」
「授業準備が大変そう・・・」
「ブラックっぽい…」

いろんなイメージがあると思います
では実際のところ教員はどのような仕事をしているのか、
1日のスケジュールを参考に紹介していきます。

1日のタイムスケジュール

ざっとこんな感じです
細かく見ていきますね

子どもが来る前から仕事は始まっている

教員の始業は8時15分からですが
その1時間前から仕事は始まっています

理由としまして子供が早く来るかも、連絡が、登校中何かあったとき・・・
などです

出勤したら教室へ行き換気した後
エアコンで適温にします

その後黒板をきれいにし、連絡帳を書き、掃除したり、教室環境を整えたり、
授業準備の最終チェックなどをします

子どもが登校してくると子供の様子を確認します

元気そうかな？
表情は暗くないかな？

など子供の様子を見ておくことでその後の変化にも
気づけるようになります

そして職員朝会までの時間に
提出した宿題を全部チェックします
これを後回しにすると自分の首を絞めることになります

職員朝会では今日の連絡や行事等の確認をします

朝の会はサクッと終わらせて朝学習は漢字や計算問題をやることが多いです

授業が始まるまでにこれだけの仕事があります（もっとやっている方もいます）

授業

授業は長期休みや場合によっては

土日など（ほぼないが）に教材研究をして
ある程度の準備をしています

ノートに板書計画と発問をいくつか書いています
それを授業が近づいてきたら確認し

最終チェックを当日の朝に行っています

休み時間

基本的に外に出て運動場で子供と遊びながら
運動場のほかの児童の様子を伺っています

遊具やボールなどはけがの危険性が他よりも高いため
何かあったときのために必ず運動場には教員が1人は
出ておいたほうがよいと思っています

なので基本的には出るようにしています

給食

配膳がスムーズにいくようになど見ておきます
給食の完食指導はしていません

教員によったらすると思うのですが
人によって食べられるものも量も違うため
無理やり食べさすのは違うのかなと思っています

ただ、懇談などで保護者と給食時のことを話しているので
ケースバイケースにはなりますが・・・

放課後

自分のクラスの送り出しを校門まで
しゃべりながらしていき
その後校門に立ち他の学年クラスの子たちを
見送ります

この時他学年クラスの子供たちと
ゆっくり話すことができるので
思わぬ情報などが手に入ったりと
楽しい時間になっています

やっと自分の仕事の時間になります

ここで担当の校務分掌の仕事や
次の日の授業準備などを行います

人によっては大変な校務分掌や数が多かったりしたら
中々の仕事量になります

ちなみに僕は小規模校のため

校務分掌は10個以上
情報主任、体育など
そこそこ重いものと合わせてそれなりの数を抱えています

ただ、どんなに遅くても基本的には
18時までには退勤しています

ゆうきの仕事術

みなさんは事務仕事、書類作成をするときに
何を意識してやられていますか？

周りの先生を見ていると

「質」

を重要視している方が非常に多いなと

それを見て初任の先生も同じように

「質」

を求めて、また求められているのではないでしょうか

そんなことしていては、仕事はどんどんたまっていくばかりですし
成長もできないと思っています

では僕たち初任が仕事で重要視できるのは何でしょうか

それは

「量」と「スピード」

だと思っています

質は自分に能力や実力がついてきたら
おのずと上がってきます

しかし、スピードをあげるには
量をこなして慣れていく

これが一番だと思っています

なので僕は
最低限のクオリティの物を
ざっと仕上げて提出しています

ちなみに今までやり直しや
クオリティが低いなど
言われたことはありません

従来通り職員会議では通りますし
資料の改善等を指摘されたこともありません

実力がないのに無理して背伸びして
質を求めれば当然仕事は遅くなり
どんどんたまっていきます

しかし、教員になろうと思う人は
マジメな人が多いですよね

前任の方の資料からクオリティを落とすなんて・・・
適当にはできない・・・
やるからにはしっかりやらないと

こんなマインドの方多いのではないでしょうか
無駄ですよ

結果的に自分の首を絞めていませんか？

今までの自分を思い返してみてください

ただでさえ時間がない、やることが多い職業です

仕事の優先順位を間違えずに取り組めば

今よりも心にゆとりが持てるはずですよ！